一流ホステスたちが使う「さしすせそ」とは
男心を掴むプロ、ホステス。
一体どんな接客や話術で男性を魅了しているのでしょうか。
今回はホステスの会話テクニック「さしすせそ」に注目してみました。
ホステスの「さしすせそ」ってなに?
ホステスの「さしすせそ」とは、マツコ・デラックスさんの番組「マツコ会議」で2019年10月29日に紹介された、接客ノウハウです。
このノウハウは、水商売での成功を志す方のためのセミナー「お水大学」で教えられているもので、 セミナーは銀座の高級クラブ「ル・ジャルダン」のオーナーママ、望月明美さんが開催されています。
ホステスの「さしすせそ」はそんな一流ママさんが伝授しているお客様に喜んで頂ける5つの言葉です。
銀座高級クラブの一流接客ノウハウなんて、ぜひ学びたいですよね!
銀座クラブの接客の心得銀座のクラブに限られたことではありませんが、まず第一に“心を込めて接客する”ことです。
どんなに優れた接客セオリーを知っていたとしても、心の込もっていない言葉や所作はお客様に伝わってしまいます。
銀座の高級クラブともなれば、あらゆる業界の名だたる方々がお客様としていらっしゃる世界です。
セオリーだけの接客ではあっという間に伝わってしまうでしょう。
逆に心を込めた丁寧な接客もまた、しっかりお客様に伝わります。
一流の方から学んだセオリーを心を込めて実践してこそ、お客様によりご満足頂けるワンランク上の接客ができるのではないでしょうか。
一流から学ぶ接客ノウハウ「さしすせそ」
”さ→し→す→せ→そ”の順でご紹介していきますね。
『さ』=「さすがですね」
この言葉は、自分が今まで生きてきた時間そのものを認めて褒めてもらえているような気持ちにしてくれます。
老若男女問わず、「さすがですね」と言われれば嬉しいですよね。
特に銀座のクラブにご来店される成功者と言われる方々は、何かしらの大きな努力や苦労があったりします。
そうした努力や経験をお話を伺いながら 「さすが○○さんですね!」「さすがです」と褒めて差し上げたら気持ちよくお話をして頂けます。
ただ言うのではなく、相手の言葉を受け取って、相応しいタイミングで使うようにしましょう。
『し』=「知らなかったです」
何かお話をした時に「あ、それ知ってる!」という返答が盛り上がる場合もありますが、「知らなかったです。」と言われると、「知らなかったんだ、じゃあ教えてあげよう」ともっとお話ししたいと思って頂けます。
接客の場では、いかにお客様に気持ちよくお話をして頂くかが大切です。
特に男性は優位に立つことが好きなので、知らないことを教えてあげるという状況は楽しく気分が良いものです。
もっと話したいという欲求を掻き立てる返答を心がけましょう。
『す』=「すてきですね」「すごいです」「すばらしいです」
このような誉め言葉はいつでも嬉しいものですよね。
ただ、何でもかんでも「すてきです!」と褒めていては言葉の重みが無くなってしまいますから、相手との会話の中で「~だなんてすてきですね!」「~されているなんて凄いです!」と具体的に褒めるようにしましょう。
そして、そのまま会話が終わってしまわないように、「どうして~できるようになったんですか?」「どうしたら○○さんのように~できるようになりますか?」などお客様が会話を繋ぎやすいように質問したりしましょう。
『せ』=「センスがいいですね」
特にファッションに気を使われているお客様には欠かさず言いたい言葉ですよね。
「そのスーツセンスがいいですね」「センスがいい時計ですね」などお客様が身に着けているものをしっかり見て褒めて差し上げましょう。
そうすると「これは○○のスーツなんだよ」など、こだわりが強いほど喜んでお話して下さるはずです。
そうした会話で盛り上げるために、男性の好むブランドなどを勉強しておくと尚良いですね。
『そ』=「そうなんですか~」
言わずと知れた万能な言葉ですよね。
お客様のほとんどがご自分の話にしか興味ないので、変に「わかります!私も○○で…で…」みたいに会話の腰を折るよりもずっと良いです。
ホステスの「さしすせそ」の注意点
以下について本章では記載致します。
- 使いすぎると嘘っぽくなる
- 年齢や経験によっては逆効果になる
- 「さしすせそ」だけでは中々指名には結びつかない
使いすぎると嘘っぽくなる
「さしすせそ」の相槌はモテテクとしてかなりメジャーなので、「さしすせそ」の相槌だけだと嘘っぽくなってしまいます。
ちゃんとお客様の話を聞いて具体的な質問をするなど心のこもった接客を心掛けると良いと思います。
年齢や経験によっては逆効果に
30、40代を過ぎても20代のホステスより活躍しているホステスは沢山います。
色々理由は他にもありますが、やはり会話のレベルが高いのが大きな要因かと思います。
歴史、芸術、グルメなどに詳しく難しい話を振られても対応出来る知的タイプから、長年の経験からどんな重い話でも受け入れてくれるお母さんタイプ、怒られないギリギリのラインを見極めてお客様をいじったり全力でふざけたりするエンターテイナータイプと様々な女性がいます。
共通している点は、お客様を退屈させない事と彼女たちの代わりになる女性が中々いないという事かと思います。
「さしすせそ」の相槌だけしか出来ないと、どんどん後から出てくる若くて可愛い子に追い抜かれてしまいます。
逆に、自分なりの営業スタイルを確立すれば年齢関係無く素敵な女性でいられます。
「さしすせそ」だけではなかなか指名に結びつかない
「さしすせそ」はお客様に気持ちよく喋ってもらう為のものですが、指名や同伴には結びつきにくいです。
特に、高級クラブのお客様はモテる男性が多いので、待っていれば男性から連絡先も聞いてくれる、ご飯誘ってくれるという感覚でいると余程の美女でない限り難しいと思います。
「さしすせそ」の相槌だけでは無く、お客様に楽しくお話して頂いた上で、自分から連絡先を聞く、場合によってはご飯に誘ってみるという積極的な姿勢も時には大事です。
まとめ
「さしすせそ」を使えば誰でも聞き上手になれますので、加えて空気を読みつつ自分から積極的にという姿勢も大切なのかと思います。
銀座クラブで働いてみたい方は是非弊社にご相談下さい。